水蒸気蒸留法の形は錬金術師(れんきんじゅつ)アヴィケンナにより10世紀に開発されました。
精油の原料になる植物を蒸し器のような釜にいれて、釜の下で火をたき、蒸気を発生させ加熱します。
すると熱と圧力により芳香成分が含まれる細胞壁が壊され、芳香成分が蒸気の中に放出されます。
この蒸気をパイプに集め、パイプを冷却すると中の水蒸気は液体になります。
この蒸気を溜(た)めておくと 、精油は水より軽いので上部に浮き、
下部に抽出に用いた植物の蒸留水(芳香蒸留水、ハイドロゾルなどと呼ばれる)
ができます。
(例えば、ラベンダーを蒸留した場合は、この芳香蒸留水がラベンダー水になります)
精油により 蒸気の圧力・温度・所要時間が異なります。
精油によって抽出時間はほぼ決まっていますが、うまく蒸留するには長年の経験も必要のようです。
ほとんどの精油は水蒸気蒸留法から抽出されます。
| 他の精油の抽出方法 |
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●冷浸法(アンフラージュ法)・・・・花から精油を抽出する伝統的な方法です。
(ローズ、ジャスミン、ネロリ)
●有機溶剤法(溶剤抽出法)・・・・ヘキサン、石油ベンゼンやエテールなどの有機溶剤を用いて芳香成分を抽出する方法。(ジャスミン、フランキンセンス、ミルラ、ベンゾイン)
●圧搾法・・・・柑橘類の精油の抽出方法です。
(レモン、オレンジ、グレープフルーツ、 ベルガモット、ライム、マンダリン)
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